打者のスイングの余勢でバットが捕手に当たる

3月23日(日)の那覇ブロック春季高学年大会の準決勝において、「打者のスイングの余勢でバットが捕手に当たる」という事例が発生しました

  • 1死1塁
  • 2ボール1ストライク
  • 投球はホームベース付近でワンバウンドし、捕手は後方へボールを逸らした
  • 打者は空振り。打者のスイングの余勢でバットが後方へボールを処理に行こうとする捕手に当たる(打者に故意はない。捕手が転ぶ等の影響もない)
  • ワイルドピッチで1塁走者は2塁へ進塁
  • 1死2塁。2ボール2ストライクから再開

皆さんならどのような処置を取りますか?

同じ処置を取りますか?

公認野球規則6.03 a 3・4 原注 後段に「打者が空振りし、スイングの余勢で、その所持するバットが、捕手または投球に当たり、審判員が故意ではないと判断した場合は、打者の妨害とはしないが、ボールデッドとして走者の進塁は許さない。打者については、第1ストライク、第2ストライクにあたるときは、ただストライクを宣告し、第3ストライクにあたるときに打者をアウトにする(2ストライク後のファウルチップも含む)」とあります

今回のケースだと…

  • スイングで ”ストライク” を宣告
  • 打者のスイングの余勢でバットが後方へボールを処理に行こうとする捕手に当たった(打者に故意はない。捕手が転ぶ等の影響もない)時に ”タイム” を宣告
  • 走者を1塁に戻す
  • 1死1塁。2ボール2ストライクから再開

これが正しい処置になります

オイラはこの状況の時に審判員の処置を疑っていなかったけれど、別のルールを確認している際に偶然この記載を見つけてビックリ!…もっと勉強しなきゃいけないね…トホホ…

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