3月23日(日)の那覇ブロック春季高学年大会の準決勝において、「投球練習を1球投げた時点で、守備側監督から投手交代の要望が出る」という事例が発生しました
真和志地区審判部の皆さんは、ちゃんと説明・処置できますよね?…(笑)
公認野球規則5.10 i に「すでに試合に出場している投手がイニングの初めにファウルラインを越えてしまえば、その投手は、第1打者がアウトになるかあるいは一塁に達するまで、投球する義務がある。ただし、その打者に代打者が出た場合、またはその投手が負傷または病気のために、投球が不可能になったと球審が認めた場合を除く。また、投手が塁上にいるとき、または投手の打席で前のイニングが終了して、投手がダッグアウトに戻らずにマウンドに向かった場合は、その投手は、準備投球のために投手板を踏まない限り、そのイニングの第一打者に投球する義務はない。」とあります
気づきましたか?
投球練習を行ったかどうかは全く関係ないんです
投手交代を受け付けるかどうかは、「ベンチから出てファウルラインを越える」または「ベンチに戻らず投手板を踏む」が基準になるんです
結果オーライの処置ではなく、正しい知識をもって、正しい説明、根拠のある処置につなげていくことが審判員の腕の見せ所なので、一緒に勉強していきましょうね
