3月23日(日)の那覇ブロック春季高学年大会の準決勝において、「第3ストライクの投球が捕手の足に当たり、地面に落ちる前に捕球」という事例が発生しました
- 1ボール2ストライク
- 打者は打ちに行ったがファウルチップとなった
- ファールチップが捕手のミット→足に当たって、地面に落ちる前に捕球した
球審は ”ストライクスリー” を宣告したが、攻撃側監督から「足に当たったからファウルになるのでは?」というアピールがあった
攻撃側監督に力量を試された的なアピールでしたが、皆さんも大丈夫ですよね?
公認野球規則5.09アウト a打者アウト 1 注 に「捕手が、身につけているマスク、プロテクターなどに触れてからはね返ったフライボールを地面に取り落とさずに捕らえれば、正規の〝捕球〟となる。」とあります
2020年以前は「ファウルチップの直後に、捕手の手またはミットに触れる」ことが完全捕球の条件として明記されていましたが、2021年の改定でその文言が消え、ファウルチップが捕手のどこに当たろうと、ボールが地面に落ちる前に捕球できれば、完全捕球が成立するようになっています。
毎年、何らかの変更がある公認野球規則
改訂のたびに自分の知識を上書きしながら、正しい説明、根拠のある処置につなげていきましょう
